VARモデルについてのメモ
VARモデルについてのメモ
概要
- VARとは、VectorAutoRegression(ベクトル自己回帰)モデルである。
- VARはARモデル(単変量)を拡張したものである。
- VARは、多変量のモデルで、目的変数が自己のみではなく、他の変量にも依存する変量を解析するために用いる。
建築設備のエネルギーへの適用
- 室内負荷の予測を行うために、目的変数:室内負荷熱量 、説明変数:外気温として、回帰分析を行う。
- 空調機電力量の予測を行うために、目的変数:空調機電力量、説明変数:室内負荷熱量 or 外気温度として、回帰分析を行う。
Pythonでの実装するには
説明変数の取得方法
外気温
- 各建物で蓄積しているデータを用いる。
- Webページ上からスクレイピングでデータを取得する。
- 有料のサービスを使用する。 n-kishou.com
室内負荷熱量
- VARで予測した結果を用いる。
- 翌日の設定温度からおおよその室内負荷を演算子使用する。
まとめ
室内負荷は、外気温度と相関が大きくあるため、単純なARモデルで予測するよりも、 VARモデルなど、説明変数を用いた予測の方が精度は高くなると考えられる。 データの分析はしていない。 室内負荷の予測方法なにかいいものはないものか。。。